コラム

ギフトボックスとは?意味や形状の選び方について

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ギフトボックスとは?意味や形状の選び方について

ギフトボックスの意味

ギフトボックスとは、贈答用の箱のことです。

お歳暮やクリスマスなどの季節のイベントなどでよく利用されるほか、普段使いのちょっとしたプレゼントを贈る際にも活躍します。

デザインは、可愛らしいものから、高級感があふれるものまで幅広く、そのお店や商品の個性を表現することが可能です。デザインや形状を工夫することで販促効果やブランド力を高める効果もあるため、他社との差別化につながる大切な要素になります。

ギフトボックスとして利用される形状

ギフト箱(組箱、C式箱、かぶせ箱、身フタ箱)

ギフトボックスとして使用される形状で最も多いのは、ギフト箱です。

組箱、C式箱、かぶせ箱、身フタ箱などという呼び方もあります。フタと身箱が分かれるタイプで、箱を開けた時に商品がパッと目に入ることが特徴です。

お煎餅、洋菓子、日本酒、タオルギフト、コーヒーセットなど幅広い商品で利用されます。

ギフト箱(組箱・C式箱・かぶせ箱・身フタ箱)【展開図】箱の特徴や設計のポイント解説

コーヒー豆化粧箱と4個入り専用ギフト箱

お米用 ギフト箱

 

N式箱

N式箱とは、折りたたみ式で天面が開くタイプの形状です。

ギフト箱と違い、身箱とフタが一体になっているため材料が少なくて済み、比較的安価で製造できるギフトボックスとして利用されます。

ラーメンのお土産物、玉子役、お米、イチゴや枝豆などの青果物のギフトボックスとしても利用されます。

N式箱【展開図】箱の特徴や設計のポイント解説

ブランドトマト贈答用 N式化粧箱(カラーダンボール合紙)

ワンタッチ底

ワンタッチ底とは、底組部分が糊付けされている形状で、日本酒などの縦置きの商品によく利用されます。

ギフトだけでなく、お菓子、マグカップ、雑貨など幅広い用途で利用されています。

ワンタッチ底【展開図】箱の特徴や設計のポイント解説

ティーバッグアソート化粧箱

かまぼこ型ケース

かまぼこ型ケースとは、N式に近い形状で、両サイドに糊付け加工をすることで組立ての手間を省いた形状です。

N式と同じように天面が開くためギフト感があります。天面をアーチ状に設計することで、柔らかい印象を与える設計も可能です

。強度が出しにくい設計ですので、コーヒー、海苔、ふりかけなど軽い商品におすすめの形状です。

かまぼこ型ケース【展開図】箱の特徴や設計のポイント解説

印刷なしでも上質な雰囲気に! 耐水紙 かまぼこ型化粧箱/ANAクラウンプラザホテル 富山様

ピローケース

ピローケースとは、文字通り枕のような形状の箱です。

丸みを帯びた形状が特徴ですが、強度が弱いため、ネクタイやハンカチなどの小物を贈る時などに利用される形状です。糊付けをする形状としない形状があり、糊付けをしない形状は、天面を開くためギフト感がアップします。

箱に1面と3面を追加する「4面型ピローケース」という設計も可能です。こちらは、かさばる商品も入れやすいため、セーターやポロシャツなどを入れるギフト箱としても利用されます。

ピローケース【展開図】箱の特徴や設計のポイント解説

オンラインの打合せでも魅力的な仕上がりに!歯磨き粉ノベルティ用化粧箱

形状の選び方

ギフトボックスは、小売価格、中に入れる商品、利用シーンなどによって使い分けされることが多いです。

小売価格で選ぶ場合

1,000円以上
ギフト箱(組箱、C式箱、かぶせ箱、身フタ箱)など

1,000円未満
N式箱、ワンタッチ底、かまぼこ型ケース、ピローケースなど 

商品や価格帯で選ぶ場合

◎お菓子などの贈答用で価格帯が1,000円以上の商品→ギフト箱

◎ラーメンなどのお土産で1,000円程度の商品→N式箱

◎小さめのお菓子などのお土産で、価格帯が1,000円未満の商品→ワンタッチ底

◎タオルや衣類などの贈答で、金額問わず→ギフト箱、キャラメル箱

◎商品券などの金券やカタログギフト→ギフト箱

◎ハンカチなど1,000円未満の商品→ピローケース、キャラメル箱

「キャラメル箱」は、安価な形状ですが、ちょっとしたギフトを入れる箱としてもよく利用されます。

キャラメル箱

利用シーンで選ぶ場合

◎お中元やお歳暮など感謝を表す場合→ギフト箱

◎誕生日プレゼントやお祝い事の場合→ギフト箱

◎ちょっとした手土産のような場合→ギフト箱、ワンタッチ底、かまぼこ型ケース、ピローケース

まとめ

ギフトボックスの意味や形状の選び方についてまとめました。

初めてギフトボックスを作られる方は、まず実際の売り場を見学して、並んでいる商品の形状や価格帯を参考にされることをお勧めいたします。同じような商品であれば、同じような形状を選ぶことが無難です。

売り場(百貨店、スーパー、専門店など)によっては、箱のサイズ(容積率など)に制限がありますので注意が必要です。大きく見せようとして、過大包装にならないように気をつけましょう。詳しくは、コラム『「過剰包装」と「過大包装」の違いとは?』で解説しております。

箱の価格や設計などについては、お気軽にご相談ください。

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参考リンク

「過剰包装」と「過大包装」の違いとは?

 

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