化粧箱制作のヒント1 ギフト向け+重い製品にも適した仕様〜お米3合(計1.5kg)用額縁付きN式化粧箱
お客様事例
これまでにご紹介しきれていなかったお客様事例をどんどんアップするシリーズです。
色数、用紙、形状など様々な仕様がありますので、
お客様のオリジナル化粧箱制作のヒントになれば幸いです。
内容物が1kgを超える箱はダンボール製がおすすめですが、
店頭に並ぶ箱となると見た目も重要。
そんな時は合紙(※下部にて解説)にすることで、強度を保ちつつ鮮明な印刷の化粧箱を製造できます。
こちらは、3合のお米が3袋(計約1.5kg)入る化粧箱です。
店頭に並ぶことを意識し、
ダンボール面がなるべく見えないように設計しています。
黒1色刷りのデザインも相まって、スタイリッシュな箱に仕上りました。
(デザインはお客様支給です)
フタを開いた際の側面。
合紙では、印刷面はオフセット印刷のため、
ベタ面や細かな文字もくっきりと美しく仕上ります。
仕様
表面材質 : コートボール 310g/㎡
印 刷 : スミ
表面処理 : OPニス
裏面材質 : 片面ダンボール(EF/C5)
再掲:
「合紙(ごうし)」とは?
簡単に言うと「紙を貼り合わせる作業」のことで、
化粧箱製造には欠かせない材質加工のひとつです。
薄い紙に厚い紙を貼り合わせることで箱に強度が出たり、
一般に販売していない素材を作ることができます。
素材の組合せも色々ですが、
当社でよくある組合せは板紙+片面段ボール。
重量のある日本酒向け化粧箱の素材などで使用され、これが定番で得意な組合せです。
他にも板紙同士や薄手の紙+両面ダンボールシートなどの組合せもあります。
ダンボール合紙のオリジナル通販用発送箱の事例
以前ご紹介した枝豆の通販用発送ダンボールのお客様事例です。
合紙でデザインをひと工夫していますのでぜひ御覧ください。
さて7月に入って、新潟では毎日枝豆が食卓に並ぶ季節です。
枝豆の作付面積日本一という生産量がありながらも、出荷量はトップではない…
つまりほとんど県内で食べてしまうくらいの枝豆好き県、と言われています。
スーパーに毎日陳列される朝採りの枝豆。
その日のうちに茹でて塩をふっていただく…ほんとに美味しいので、
この夏の時期、他県から新潟に来られた方にはぜひとも枝豆を食べていって欲しいなと思います。
…ちょっと脱線してしまいましたが、
再掲の元の記事「和紙の合紙製造テスト」