制作と入稿

図面を要チェック!化粧箱のデザインでよくある間違い3パターン

制作と入稿

化粧箱・パッケージ印刷《図面を要チェック!》化粧箱のデザインよくある間違い3パターン

化粧箱屋ドットコムでは、お客様でデザインを制作してご入稿いただく場合、決定した形状の図面データをお渡ししています。

図面上にデザインしていただくのですが、図面データは展開図=平面のためか『デザインの向き』や『デザインを入れる面』が間違っている、という場合があります。

この記事では、化粧箱の入稿データで見かける図面に関する間違いで、特に多い3パターンをご紹介します。

N式箱での間違い

デザインと図面の向きの違いを確認!

N式箱の入稿データで見かける間違いには、『フタのデザインが逆さまになっている』ものがよくあります。ご入稿の前に、フタ部分のデザイン方向をご確認ください。

展開した図面の上部にフタがありますが、製函時の手前側(実際に開ける時の方向)に対して180度回転しているため、ややこしいのかもしれません。間違ってしまう原因として、以下が考えられます。

◎デザインする時に「完成したら回転させよう」と思って忘れてしまう。
◎フタと認識しているが、組み立てた時の向きを意識していない。

※仕様上の都合の場合は、この限りではありません。ご不明な点はお問合せください。

化粧箱・パッケージ印刷_N式箱のよくある間違い

デザインする時は図面を回転させてOK!

間違いを防ぐ対策として「図面を回転させてデザインする」のが有効です。

入稿データは最終的に、印刷条件に合わせて向きを変える場合があります。ですから、デザイン時する面に合わせたり、作業のしやすい方向へ回転させて構いません。

 

スリーブ形状で起きやすい間違い

デザインは、何となく左側からスタート?

当サイトでの標準的なスリーブ形状は、左側から「のりしろ」「裏面」「左側面」「正面」「右側面」となっています。この順番でデザインしていただくと、製函時に貼り合わせた部分が目立たないため、キレイな仕上がりになります。

横書きの文字や文章が左側から始まるためか、製函時の正面が「裏面」にデザインされている場合があります。ご注意ください。

※仕様上の都合の場合は、この限りではありません。ご不明な点はお問合せください。

化粧箱・パッケージ印刷_スリーブのよくある間違い

本体部分がスリーブ形状の時には注意!

スリーブだけでなく、以下のような本体がスリーブ形状の化粧箱は、同様に注意が必要です。

◎キャラメル箱
◎地獄底の化粧箱
◎ワンタッチ底の化粧箱

 

フタの裏側にデザインする時の間違い

化粧箱の裏から見た形状を勘違い!

裏側(箱の内側)にもデザインを入れたいという場合によく見られる間違いは、図面の反転忘れです。チラシなどの場合、意識する必要はありませんが、化粧箱では図面に合わせて抜き加工を行うため大問題です。

化粧箱では、両面に印刷を行う場合、表側と裏側はそれぞれに対して反転(鏡像)の状態が正解です。両面印刷をご希望の場合は、ご確認ください。

化粧箱・パッケージ印刷_フタの裏側のよくある間違い

プリンタ出力を背中わせでチェック

表裏のデザインが合っているのか確認するには、図面に合わせて切り抜いたプリンタ出力を背中合わせにしてみましょう。ぴったり重なれば、OKです!

 

まとめ

組み立てて確認することで、間違いを回避できます。

入稿データでよくある間違いをご紹介しましたが、これらを回避する方法は実に簡単。

『デザインが出来上がったら組み立ててみる』

これだけで、仕上がりや箱の状態になった時のデザインが確認できます。図面の状態ではよく見えても、組み立てると「思った印象と違う」「もっとこうしたい!」といったことに気付くこともありますので、入稿前には一度組み立て確認してみてください。

化粧箱屋ドットコムでは組み立て確認も行なっています!

当サイトでは、専門スタッフがお客様の入稿データを1つひとつチェックしています。

チェック項目の中には、データとしての仕様や文字内容だけでなく、形状を組み立て確認する項目も含まれています。

化粧箱のデザイン制作に迷ったら、化粧箱屋ドットコムに何でもご相談ください!

お問合せ

◎関連項目

化粧箱制作のヒント 両面印刷の箱とデザインデータの作り方

化粧箱やパッケージ印刷の塗り足し 簡単な付け方を解説

パッケージ製造の第一歩!入稿データの作り方とポイントとは?

《失敗しない入稿データ》バーコードやQRコードの落とし穴

制作と入稿

化粧箱のお見積りは
下記よりお問合せください

化粧箱の『デザインデータ』『図面データ』『撮影データ』『手描きイメージ』などの添付もOKです!

tel.0120-812-850 受付時間 平日9:00〜12:00|13:00〜17:00/fax.025-375-8335

お電話
お問合せ