当社史上最小の箱！ マウスピース用化粧箱／Glanz Trombone様
お客様事例
トロンボーンの専門工房 Glanz Trombone 様から、「マウスピース用の化粧箱」のお問合せをいただきました。
ご依頼のマウスピースは、「カップ」と「バックボア」の2パーツ。化粧箱もそれぞれ専用サイズのデザイン、設計となっています。デザインはお客様からご支給いただきました。
サイズが小さすぎて糊付けの機械が使えない？!
通常の化粧箱製造は、印刷した用紙を『抜型』で型抜きした後、『サックマシン』という機械で糊付けします。ところが今回、「バックボア」の箱が、『サックマシン』で扱える最小サイズを下回っていました。どのくらい小さいのかというと…寸法を入れてみました。右側の黒く横長の「バックボア」の箱が、ちょうど小指ほどのサイズとなります。
対応策をお客様にご相談…「機械貼り」「手貼り」とは？
機械で糊付け（以下 機械貼り）ができない場合、手作業（以下 手貼り）で対応していますが、手貼りは機械貼りよりも時間がかかり、費用は割高に。
お客様にサイズを少し大きくすると、機械貼りができコストも抑えられるため、サイズ変更が可能かご相談しました。納期・費用も含めご検討いただいた結果、当初のサイズ・手貼りでの製造が決定。
当社史上で最小サイズの箱となりましたが、幸い、繁忙期に入る前のタイミングで作業も順調に進み、無事納めることができました。お客様からは、問題なくご使用いただけているとのことで安心しました。
担当営業より
コマガタでは、機械貼りができないような小さいサイズや、大きい箱、特殊な形状の制作実績も多数ございます。作業内容や混雑状況によっては通常よりお時間をいただくこともありますが、お困りの際はまず一度当社にご相談ください。（上田）
〈仕様〉
（左）カップの箱
サイズ：42×42×50（H）
形 状：地獄底箱／機械貼り
材 質：コート白ボール 310g/m2
印刷と表面処理：2色印刷+OPニス
加 工：機械貼り
（右）バックボアの箱
サイズ：18×18×53（H）
形 状：キャラメル箱／手貼り
材 質：コート白ボール 310g/m2
印刷と表面処理：1色印刷+OPニス
加 工：手貼り
ご紹介
Glanz Trombone 様
音楽と楽器の街、静岡県浜松市にあるトロンボーン専門工房です。
長く使え、より好みに合う特注マウスピースの制作や、修理、レスポンス、ツボ、鳴り調整のほか、中古楽器販売なども行われています。
静岡県浜松市南区立野町296 https://glanztrombone.wixsite.com/website
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