コラム

化粧箱の特色の選び方

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今回は、特色の選び方についてご説明いたします。
特色とは、「調色したオリジナルの色」のことですが、化粧箱の特色選びの際には、以下のようなカラーガイドを使います。
 
 
写真のカラーガイドは、DICとPANTONEのものです。
DICで選ぶことが多かったのですが、最近はPANTONEでのご指定も増えてきました。
お客様のご要望も「DIC-156」の赤より、「PANTONE1788C」の赤がいいといった具合ですね。
 
下の写真の右下にあるのは、ややマイナーな東洋インキのカラーファインダーです。
他の見本帳と比べても色の数は遜色ありませんが、こちらでご指定いただくことはほとんどありません(数年に1回レベル?)。
 
 
特色の選び方は、見本帳の中からお好みの色を選ぶだけですが、意外と好みの色がない場合もあります。印刷会社によっては、各メーカーの見本帳がそろっていない場合もありますので、お客様ご自身で見本帳をそろえていただくことも必要かもしれません。
 
あと、特色の指示をいただく時に「DICの156番で」とか「PANTONEの1788Cで」など番号のみをご指定いただき、カラーチップを添付しないケースがございます。お客様の手元にあるカラーチップと当社にあるカラーチップは、経年劣化などで色が合わないことがあります。間違い防止のため、カラーチップを必ず送っていただくようお願いいたします。
 
カラーガイドによる色指示以外にも、市販のパッケージの色をご指定いただく場合もございます。例えば、「キットカットの赤」という具合ですね。こうしたメジャーな商品であれば問題ありませんが、色の管理という点でいえば、カラーガイドの番号を指定していただくのが間違いありません。2回目、3回目と印刷していくと、特色も微妙に変わることがあるのですが、「初めの色とちょっと違うな?」と感じた場合、すぐにカラーガイドの番号で確認することができます。
 
 
上記で、「特色も微妙に変わる」と申し上げました。特色は「調色したオリジナルの色」なのですが、その時の「インキの製造ロット」「用紙の製造ロット」の影響を受けるため、同じレシピで調色しても微妙に色が変わる場合がございます。もちろん我々印刷会社も常に同じ色になるように調整いたしますが、残念ながら微妙に変わることもあるのが実態です。そうした場合に備え、許容範囲を設けておくことも大切です。最初に印刷した時に、基準色を少し濃度を変えて印刷し、「ここからここまではOK」というように決めておくのです。DICのカラーガイドでさえ、ロットにより色の誤差が出ますので、こうした取り決めはとても大切なことです。最近は、お客様から色の誤差をご指摘いただく時に「許容範囲を決めましょう」と言ってくださることも増えてきました。許容範囲が狭すぎると、不良率が上がり、コストも上がります。結果的にお客様にとっても高いものになってしまう場合もありますので、こうした打ち合わせをさせていただけることは当社にとってとてもありがたいことです。
 
投稿者:駒形 和彦

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