用語集

当サイトに登場する専門用語を簡単に解説します!
基本編

・化粧箱(けしょうばこ)
化粧箱とは、印刷などで装飾を施した箱のことです。プレゼントやギフト、食品、サプリメント、医薬品、雑貨など幅広い用途で使われています。

・カートン
厚紙製の箱。

・厚紙
パッケージや出版表紙などに使われる厚い紙のことです。斤量で、190g/㎡から600g/㎡程度まであります。

・薄紙
チラシやパンフレットなどに使われる薄い紙のことです。斤量で73.3g/㎡から157g/㎡まであります。

・斤量(連量)
紙の重量のことです。紙は、重量で厚さを表現します。斤量が重いほど、厚い紙になります。

・ロット
ロットとは、製造する枚数のことです。1ロット1000枚とか3000枚というような使い方をします。1ロットあたりの製造枚数が多くなればなるほどひと箱あたりの単価はお安くなります。

・リピート
リピートとは、2回目以降のご注文のことです。リピート回数が多いほど、お安くできます。

・完全データ
「完全データ」とは、修正の必要がなく、そのまま製版データとして使用でき、実際に印刷しても不具合が発生しないデータのことです。

・校正
校正とは、版下と原稿を照合して文字や内容の誤りを修正し、体裁を整える作業のことです。

・色校正
印刷で多色刷りの印刷物を作るとき、色調を原稿と照らし合わせて整える校正作業。色校。

・本機校正
本機校正とは、製版をして、本番で使用する印刷機、印刷紙、インキで行う校正刷りのことです。本番と同様のコストがかかるため、予算の問題でほとんど行いません。

・校了
校了とは、校正がすっかり終わることです。

・キャリブレーション
キャリブレーションとは英語のcalibrationで、較正の意味です。入出力の色の違いを補正し、色を統一するためにディスプレイやプリンターの特性を調節することを指します。

・較正
較正とは、測定機械などを標準試料を用いて正しい結果を示すように調整することです。

・カンプ
カンプとは、Comprehensive layoutの略です。印刷発注者の承認を得るため、完成に近い形で描かれた図や絵、デザインのことを総称します。

・PDF
PDFとは、アドビシステム社によって開発されたデータ形式で、Portable Document Formatの略です。文書、フォーム、グラフィック、Webページを変換して作成したPDFは、元のファイルを印刷した時と同じ体裁になる特徴があります。パッケージ印刷の場合、データの調整ができないため、PDFでの入稿は少ないです。

・EPS
EPSとは、Encapsulated PostScriptの略です。画像ファイルフォーマットのことで、画面以外にもプリンターやイメージセッターなど各種媒体で同じファイルを正しく表示できる特徴があります。CADのオリジナルデータはDXFと呼ばれるデータ形式で専用のソフトがないと正しく表示されませんので、EPSを使用します。

・DXF
DXFとは、Drawing Exchange Formatの略です。CADソフトウェアで作成した図面のファイルフォーマットのことです。CAD図面の情報交換におけるデファクトスタンダード的な存在です。

・AI(アドビ イラストレーター)
AIとは、Adobe Illustratorの略です。アドビシステムズが販売するベクターイメージ編集ソフトウェアです。印刷物の制作で最もよく使われるソフトです。AIデータと呼ぶ場合、このAdobe Illustratorで作成したデータのことを指します。

・Photoshop
Photoshopとは、アドビシステムズが販売しているビットマップ画像編集ソフトウェアで、写真編集をするソフトのことです。印刷業界をはじめとするあらゆる画像分野で使用されています。

・CAD
CADとは、computer aided designの略で、コンピューター支援設計ともよばれ、コンピューターを用いて設計することです。人の手によって行われていた設計作業をコンピューターによって支援し、効率を高めるという目的からきた言葉です。当社では、「ArtiosCAD」という設計ソフトを使っています。サンプルカット機は「Kongsberg」というメーカーのものを使用しています。

・ファイル転送サービス
ファイル転送サービスとは、大容量のファイルを転送、送信するサービスです。「宅ふぁいる便」「データ便」「firestorage」などが有名です。

・フォント
フォントとは、コンピュータ画面に表示したり、紙面に印刷したりするために利用できるようにした書体データのことです。「モリサワ」「フォントワークス」などの会社が有名です。

・特色
特色とは、印刷においてプロセスカラーでは再現できない色を表現するために調合されたインクのことです。「スポットカラー」や「特練色」ともいいます。

・プロセスカラー
プロセスカラーとは、印刷物において基本となる4色の組合せによって色を表現することです。4色は「CMYK」として表現されます。

・C(Cyan:シアン)
C(Cyan:シアン)とは、青緑に近い鮮やかな水色のことです。

・M(Magenta:マゼンダ)
M(Magenta:マゼンダ)とは、明るい赤紫色に近い色のことです。

・Y(Yellow:イエロー)
Y(Yellow:イエロー)とは、ヒマワリの花弁のような色です。

・K(Key:黒)
K(Key:黒)とは、黒(もしくは墨<スミ>)のことです。黒(Black)の略語がKなのは、Bがブルー(Blue)を表すために避けたのではなく、Key plateのkeyから来ています。Key plateとは画像の輪郭など細部を示すために用いられる印刷版のことです。CMY3色では完全な黒が印刷できないため、Key plateとして、黒(墨<スミ>)版を使用しています。

・金インキ
金インキとは、真鍮粉(銅と亜鉛の化合物)を着色剤として使用し、金を表現しているインキのことです。金の色を大きく分けると2種類あり、銅の割合が増えると「赤口」、亜鉛の割合が増えると「青口」の色になります。「赤口」と「青口」を混ぜて「中口」を作る場合も有ります。

・銀インキ
銀インキとは、アルミニウム粉を着色剤として使用し、銀を表現しているインキのことです。銀と違い、銀の色は1種類となります。

・ベタ印刷
ベタ印刷とは、網をかけないで色を刷ることです。化粧箱の印刷では、全面ベタ印刷や部分的なベタ印刷などよく使われます。ベタ印刷は通常の印刷と違いインキの消費量が多く、色ムラやピンホールが発生しやすいため、割高になりますのでご注意ください。

・リッチブラック
リッチブラックとは、CMYKの4色かけ合わせで作成した黒をいいます。黒1色で印刷するより美しくしっとりとした締りのある黒になると言われています。当社では、「C30% M30% Y30% K100%」のリッチブラックを推奨しております。これ以上濃度を上げるとブロッキングなどのトラブルが発生しやすくなり、印刷品質に悪影響が出てきます。またこれ以上濃度を上げても、黒の濃度は見た目には変わりません。

・ブロッキング
ブロッキングとは、印刷された紙の表面に過重な圧力が加わることなどが原因で重なった紙同士がくっついてしまうことを言います。くっついた用紙がはがれる際に印刷面や紙がむけて傷ついてしまいます。よくある印刷クレームの一つです。

・網点
網点とは、グレイスケールやカラーの画像を限られた色数の小さな点のパターンで表すことで印刷可能にしたものです。印刷においてカラーの画像は、主にCMYKの4色を重ねて印刷されています。しかし、ただ重ねるだけでは色がつぶれてしまいますので、各色の網点の角度をずらすことで、網点同士が重ならずにカラーの画像が印刷されるようになっています。

・表面処理
印刷した後に、「OPニス」「プレスコート」「クリアPP」「マットニス」「マットビニール」「マットPP」などの加工を行うことです。表面処理をすることで、インキの上に被膜ができ、傷や汚れを防止することができます。

・OPニス
OPニスとは、印刷物の表面に光沢をつけるために印刷する「オーバープリント(Over Print)ニス」のことをいいます。表面にツヤを与え、色落ちを防止します。ラミネート加工に比べると、キズや汚れ防止機能は劣りますが、印刷と同時に加工ができるため低価格、短納期で仕上げることが可能です。

・プレスコート
プレスコートとは、印刷面に熱硬化樹脂を塗って、乾燥後に高温のステンレス鏡面ローラーで圧力をかけることにより、平滑性と光沢を与える表面処理のことです。PPラミネートより耐摩性と質感は劣りますが、光沢は同程度です。コストもPPラミネートと比較すると安くなりますので、OPニスより高級感を出したいという場合はお勧めです。

・クリアPP
クリアPPとは、印刷面にクリアPP(ポリプロピレン)の透明フィルムを圧着する加工です。表面保護、紙の強度UP、強い光沢感、退色防止などの効果が得られます。化粧箱を手に持った時の感触がしっかりしており、触感は表面処理の中で一番すぐれています。注意点といたしましては、黒など濃い色を全面ベタ印刷した場合、商品の輸送時の微振動によるキズが目立ちやすいので注意が必要です。

・マットニス
マットニスとは、マット調に仕上がるOPニスのことです。印刷面のツヤ消しをしたい時に使用します。OPニスと同様に色落ちを防止します。当社では、ツヤ消しの程度が普通のものと強いものの2種類ご用意しております。より強いマット感をお求めの場合はお気軽にご相談下さい。

・マットビニール
マットビニールとは、印刷面に塩化ビニールを塗布する方法でツヤを消す表面処理です。マットニスより深く落ち着きのある仕上がりを得る事ができます。ただし、表面の強度がやや弱いため、商品の輸送時の微振動によるキズが目立ちやすいという欠点がございます。デザイン打ち合わせ時や段ボール箱に商品を入れる際には注意が必要です。全面ベタ印刷で商品が重い場合(500g以上)は、印刷が落ちる場合がありますのでご注意下さい。

・マットPP
マットPPとは、印刷面にマットPP(ポリプロピレン)の透明フィルムを圧着する加工です。表面保護、紙の強度UP、強い光沢感、退色防止などの効果が得られます。化粧箱を手に持った時の感触がしっかりしており、触感は表面処理の中で一番すぐれています。注意点といたしましては、黒など濃い色を全面ベタ印刷した場合、商品の輸送時の微振動によるキズが目立ちやすいので注意が必要です。

・箔押し
箔押しとは、亜鉛版や銅板、マグネシウム版などで金や銀の箔を熱転写することです。箔も種類が豊富で、金、銀をはじめ、メタリック系や顔料系、ホログラム、パールといったものもございます。またオス型とメス型を使うことで、浮き出し加工も可能です。通常の印刷では出せない高級感を出すことが可能ですので、医薬品、健康食品、化粧品、お酒など幅広い商品で利用されています。

・ISO 9001
ISO 9001とは、国際標準化機構(International Organaization for Standardization)による品質マネジメントシステムに関する規格の総称です。品質を維持する仕組みができているか定期的に監査されます。

・シーズニング
シーズニングとは、紙の加湿と乾燥を繰り返すことです。これにより紙は少しの湿度変化があってもあまり伸縮しなくなり、いわゆる「枯れた紙」となります。最近は、55%くらいに調湿して包装してありますので、環境が整備されている印刷工場では紙の伸縮は起こりにくくなっています。ただし、紙問屋の倉庫に置かれている紙はエアコン等で空調管理されていないため、冬場など紙の温度が印刷に適さない場合があります。そうした点を考慮し、当社では紙問屋から入荷した紙を1日印刷工場内で保管し、環境に適応させてから印刷するようにしています。

・合紙
合紙とは、紙と紙を貼り合せることです。コートボールとコートボールを貼り合せる「コートボール合紙」やコートボールと片面段ボールを貼り合せる「片段合紙」などがあります。合紙することで紙の厚さが増え、箱の強度が増します。また、表面の紙にファンシーペーパー(特殊紙)を用いることで美粧性を高めることもできます。「片段合紙」は、片BF合紙(紙厚約3.2ミリ)、片EF合紙(紙厚約1.7ミリ)、片FF合紙(紙厚約1.1ミリ)、片GF合紙(紙厚約1ミリ)などがあります。FFとGFの大きな違いは、段数です。GFは段がFFより多い分固く感じますが、強度は同じです。GFは直接、オフセット印刷をかけられる特徴があります。

・抜き
抜きとは、印刷したシート(印刷紙)を抜型で抜く工程です。抜型は、合板に刃と押罫を埋め込んで作られています。

・サック(貼り)
サック(貼り)とは、抜型で抜かれたシートを紙器用のボンドで接着する工程です。

・コートボール
コートボールとは、白板紙のことです。紙器用の板紙として最も一般的なものです。片面が白く、裏面がねずみ色のものを「裏ネズ」または「コート白ボール」。裏面が白いものを「裏白」または「特板カードB」と呼んでいます。「裏ネズ」の古紙の配合率は90%以上、「裏白」の古紙配合率は60%以上となっています。当社では、マリコート(裏ネズ)、UFコート(裏ネズ)、NewDV(裏白)、Newピジョン(裏白)を主に使用しております。製紙メーカーによって特色があり、「マリコート」は、やや厚くできており同じ斤量で比較すると丈夫な箱に仕上がります。また退色にも優れていると言われています。「UFコート」は、表面処理の光沢が良く、裏面のねずみ色がやや白っぽいという特徴があります。また「マリコート」は、やや青みがかった白で、UFコートはやや黄みがかった白となっています。印刷仕上がりがやや異なり、どちらを選ぶかは好みとなります。

・特殊白板紙
特殊白板紙とは、白板紙の一種で表裏ともに化学パルプあるいは古紙を使用して両面が白く、片面には印刷効果を上げるために白色の塗工が施されています。特板アイボリー、特板カードに細分化されます。さらに特板カードは「特板カードA」「特板カードB」に細分化されます。

・ファンシーペーパー
ファンシーペーパーとは、洋紙仕上げの特殊紙の一種です。豊富な色・風合いを持つ装飾性の高い紙の総称です。色数、紙質、紙厚、さまざまなエンボス加工などの組み合わせが無数にあるため、オリジナリティのある化粧箱を作るときによく使われます。当社でよく使うファンシーペーパーとしては、「タント」「レザック」「新だん紙」「ハイチェック」などがあります。

・製版
製版とは、刷版を制作することです。

・製版代
製版代とは、デザインデータを製版用のデータに修正し、刷版を制作する費用のことです。当社の場合、さらにデータ調整費用、カンプ作成費用、色校正費用、文字校正費用などが含まれています。データの調整は、具体的には以下のような作業を行います。
1.CMYKの%を調整し、イメージの色が印刷されるようにデータを調整します。
2.写真が暗い場合は、色調補正を行います。
3.写真のピントが甘い場合は、シャープネスで調整します。
4.「塗足し」「ノセ」「ヌキ」などの調整をします。
5.誤字脱字を確認し、誤っている場合は修正します。
6.文字組が不適切な場合は調整いたします。
※上記の調整はあくまで微調整です。大幅な修正が必要な場合、別途データ修正費を頂戴いたします。

・刷版
刷版とは、実際の印刷に使用する版のことです。オフセット印刷の場合、版面にインキがのり、それがブランケットに転写され、ブランケットから紙に印刷されます。

・抜型
抜型とは、ベニヤ板に展開図通りに溝を切り、刃や罫(折り目をつける為の刃)を組み込んだものを指します。

・抜型代
抜型代とは、抜型を制作する費用のことです。抜型代の中には、ベニヤ板の費用、刃の費用、レーザー加工機や刃を曲げる機械などの償却費用、図面の設計費用、サンプル作成費用などが含まれています。

箱の形状編

1.トレー
天部が開放状態になっている箱のことです。個装(内箱)、外装(外箱)の箱として用いられ、部品用、農産物用、商品集合用などが主な用途になっています。

2.A式箱
一般的な段ボールケースで「みかん箱」とも呼ばれています。上下をガムテープでとめる箱です。

3.ラップラウンド箱
A式と似ていますが、ビールの箱などに使われています。箱型に抜いたシートで、商品を包みながらホットメルトで接着する形状です。
※ホットメルトとは、熱で溶かした接着剤のことです。箱の表面に塗布されると冷えて、短時間で接着する特徴があります。

4.輸送兼展示箱
多機能で高機能な箱の代表の一つになっています。販促物流費の軽減に活躍する分野で、輸送と販促の機能を両立させる箱です。
具体的には、輸送箱の壁面の一部を切り取るか、それらの一部に切り込みを入れて折り返し固定して内容物を露出させるかします。日本において最も普及している輸送用展示箱は、スーパーでの展示を容易にするラップラウンド型ビール箱です。

5.三角箱
三角柱の形の箱のことです。内容物の形状が丸筒か三角柱状に限られます。三角箱形状は角部が鋭角になることで強固になります。したがって、角部の緩衝保護機能が比較的高くなります。ポスターなどを丸めて入れる場合に使われます。

6.横ワンタッチ箱  
4コーナー貼り、6コーナー貼りの箱のことです。高さの低い横長の箱で、四隅をボンドで接着した箱のことです。主に、駅弁の化粧箱としてよく使われています。

7.底ワンタッチ箱  
底をボンドで接着し、箱を起こすと自動的に底が組み合わさる箱のことです。底部形成を素早く行えますので、箱の組立て作業においては天フラップの折りこみを少し複雑にする余裕が生まれます。折り曲げ部分を増やしての付属品収納や緩衝構造の形成が可能になります。また、箱の組立て作業が軽減されますが、接着コストがかかります。日本酒を入れる化粧箱でよく使われています。6角形、8角形も底ワンタッチ箱で作成できます。底手組み箱を3,000枚作るようでしたら、底ワンタッチ箱も検討し、組立コストの削減を検討されることもお勧めします。

8.底手組み箱(地獄底箱、アメリカンロック箱)  
底ワンタッチ箱と異なり、底を手加工で組むタイプの形状の箱です。底を4枚の紙でかみ合わせるため、強度がでます。キャラメル箱は軽量の商品向けの形状ですが、底手組み箱(地獄底箱、アメリカンロック箱)は、飲料などの重量物などの商品の化粧箱にもよく使われます。

9.Hボックス
エッチボックスとは、箱の中に仕切りを組み込んだ箱のことです。製函時に仕切りの端部が折りたたんだ箱の中に固定されて保持されるので、利便性と強度アップの機能が生まれます。しかも組み立てた際には、箱内において仕切りの端にコーナーが自然に直角に形成されるため、増えたシート面積の比率以上に箱圧縮強度は増大します。

10.組み箱(N式箱)  
組み箱(N式箱)は、使用時に接着加工なしの打ち抜きブランク(箱になる前の抜かれた状態の紙)を組み上げるタイプの箱です。組立ては手作業が全てであり、設計のテクニックが問われる分野です。ラーメンのギフト箱としてよく見かけられます。主に、横長で天面を開く形状ですので、簡易なギフト箱としてお勧めです。化粧箱を作る際の問合せの中でも人気のある形状です。

11.タックカートン(キャラメル箱)
差込口を折りこみ、フタで封をする形状の箱です。日本では、キャラメルのカートンが元祖で、中舟トレーと筒の組合せで現在まで続いています。キャラメル箱という場合は、通常、上下に差し込み式のフタがついているものを言います。キャラメルの入っている箱は、厳密に言うと、「中舟トレーと筒(スリーブ)」の組み合わせとなります。紛らわしいので注意が必要です。化粧箱の形状の中で、最も一般的な形状です。

12.サック箱
日本の業界用語ですが、サイド貼りグルアで仕上げる差し込みカートンを意味しています。
※「サイド貼り」とは、箱の横についているのりしろにボンドをつけて接着することです。
※「サイド貼りグルア」とは、サイド貼りをする機械のことです。

13.ギフトボックス(身ふた式箱、組み箱、C式、ともよばれます。)  
フタ箱と身箱と分かれているタイプの箱が該当します。キャラメル箱と比べると、使用する紙の面積も大きく、抜型も二つ作る必要がありますのでコストは上がります。ただし、ギフト箱としては最適です。複数の商品を並べて入れることが多いため、箱だけではなく仕切りや台紙の設計も合わせて行います。価格帯が2,000円以上の商品に対応する化粧箱としてよく利用されます。

14.ハンガーカートン(「ヘッダー付き箱」「フック付きカートン」とも呼ばれます。)
箱の一部にフック穴をつけて、フックバーに引っ掛けられるようにした形状の箱です。小さく、軽量な商品を大量に陳列したいときに使われます。主に、USBメモリや下着、インクジェットプリンターの交換用インクなどの化粧箱によく使われています。

15.手提げ箱
箱の上部に手で持てるように取っ手をつけた箱です。箱の天面と天フラップとの組み合わせにより設計されます。取っ手をつけることで持ちやすくなり、アイキャッチ効果も得られます。お土産物の化粧箱としてよく使われています。

16.ピローケース  
枕(ピロー)のような形からピローケースと呼ばれています。湾曲した形状になるため箱の強度は出ません。衣類のギフトケースとしてよく使われています。