製造と品質


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製造工程
高品質と短納期の秘密は、社内一貫生産

当社では、製版データの作成から印刷、型抜き、加工まで、化粧箱製造に関するほぼ全ての工程を自社工場で行っております。社内一貫生産はスタッフの連携も取りやすいため、前工程での調整が必要な場合など迅速に対応でき、短納期を実現します。また、全工程において国際基準 ISO9001に準じた品質管理を行い、高品質の維持に努めております。

社内での製造工程をご紹介します。

《1. 紙の入荷》所要日数:1~3日
お客様からのオーダーが確定後に発注となります。(写真A:入荷された紙)

《2. 製 版》所要日数:1~2日
製版データを作成し、CTP(製版データから直に刷版を出力)で刷版を製作します。手作業で刷版を作っていた頃に比べ、スピードや品質が向上しました。(写真B:製版の様子)

《3. 前裁ち/断裁》所要日数:0.5日
製造する箱のサイズ、紙の取り都合など必要に応じて、印刷前に断裁します。また、印刷後に断裁が必要な場合もあります。(写真C:断裁の様子)

《4. 抜型製作》所要日数:1~3日
サンプル制作から調整を重ねた、決定図面データを元に抜型を製作します。

製造工程1

《5. 印 刷》所要日数:1~3日
刷版やインキのセッティングから、印刷結果のチェック、調整などを専属スタッフにより行います。場合によっては、前行程(製版)に戻り調整することもあります。(写真D:印刷用の特色インキを作る様子/E・F:印刷工場の様子/G:印刷物のチェック)

《6. 表面加工》所要日数:1~3日
「つや出し」や「つや消し」のニス加工や箔押しなど、印刷後の表面に施す加工を行います。

《7. 合 紙》所要日数:1~2日
使用目的によっては、強度を上げるため、板紙や片面ダンボールを貼り合せます。

《8. 抜 き》所要日数:1~2日
印刷や表面加工の済んだ紙を《4.》で制作した型を使って型抜きします。切り取り線や、折るためのケイ線なども入れられます。(写真H:当社所有の型抜き機/I:抜型を調整する様子)

製造工程2

《9. 貼 り》所要日数:1~2日
型抜きをした紙を必要に応じ、折りながら接着します。シンプルに1箇所のものから、複数箇所のものまで様々な形状に対応します。(写真J:のり付け機)

《10. 養 生》所要日数:1~2日
糊付けされた部分を完全に乾かすために、養生し必要期間放置します。

《11. 梱包出荷》所要日数:1~3日
完成した化粧箱を、必要に応じて紙バンドなどで結束、梱包して、発送します。また、一部発送、残りは在庫預かりの場合もあります。(写真K:結束の様子/L:当社倉庫)


※上記の所要日数は目安です。材質や形状等の仕様や、工場のスケジュールにより前後する場合がございます。※ご注文から納品までの所要日数は、各工程の所要日数の合計ではありません。


品質管理

新しい技術と人の目で品質の安定に努めています。

《製 版》当社の刷版制作はすべてCTP(Computer to Plate)出力によるものです。作成した製版データをコンピュータ上から直接出力できます。網点はレーザーにより焼き付けられるため、より正確で細やかな再現が可能となりました。作業の多くを人の手で行っていた頃に比べ、刷版制作のスピードも網点の正確さも格段にアップいます。
《色管理》使用する刷版の印刷面積を数値で管理し、コンピュータ制御でインキ調整を行っております。さらに、印刷物の色の再現性については、濃度計を使った数値的管理だけでなく、プロの目による目視も行い、より高い再現性を目指しております。

品質管理1
製造に最も適した環境づくり
環境写真

《印刷機の清掃》当社では、高品質の維持のため、印刷機の清掃に力を入れております。清掃記録をつけ、清掃不足から起こる汚れなどの印刷トラブルを防ぐとともに、定期的に印刷機の内部に触れることで機械トラブルも防止できます。印刷機を常にベストな状態でキープする事が高品質の維持につながると考えております。
《温度・湿度の管理》工場内には温度・湿度計を設置し、空調管理が行われています。大型の空調と加湿器により工場内は紙や印刷物に最適な状態が保たれています。もちろん、これらの設備にも清掃記録をつけております。


印刷品質

印刷機の調整や、再製版で見本どおりの刷り上がりに。

《印刷機の調整》印刷物の色味は、各印刷機ごとに異なるものです。カラー印刷の場合、C(藍)、M(赤)、Y(黄)、K(黒)の4色のインキで印刷します。印刷機のクセで特定の色味が強くなる、実際に印刷したら思っていた色味が出ない…などという場合は、特定の色を濃いめに出したり、薄めにしたりするなど個別の調整を行い見本に近付けます。当社では、できる限り色見本に合わせて調整いたしますが、色見本の品質によっては当社基準でより良い仕上がりになるよう調整させて頂く場合もございます。
《再製版による調整》色見本に合わせて調整したデータから刷版を出力しますが、印刷してみたら色が合わない場合があります。上記のように、まずは印刷機の調整で合わせますが、それだけでは足りない場合は、再度データを調整し刷版を作り直します。この作業は色見本に合うまで何度も行われる場合もあります。


不良品対応

色ムラ、キズ、汚れなど発見された場合は直ちにご連絡ください

製造の各工程において、厳重な検査を行っておりますが、万が一不良品が発生してしまった場合は、直ちに当社までご連絡下さい。当社の不手際による不良品は、再製造またはご返金などの手続きを取らせて頂きます。詳しくはこちら

不良品の代表的な現象をご紹介します。

下の写真は、不良品の中でも代表的なものです。このような現象が起きないよう、日々徹底した対策をとっておりますが、当社製造の品で発生した場合は直ちにご連絡下さい。

代表的な不良品例

《ヒッキー》刷版やブランケットに、紙片やインキの乾燥皮膜が付着する事が原因で起こります。異物の周辺はインキの転写が妨げられるため、ドーナツ状になります。

《スポット》ヒッキー同様、異物の付着が原因で起こりますが、異物の形状でインキの転写不良が起きるのがスポットです。ドーナツ状のヒッキーとは区別して呼ばれます。

《ピッキング》印刷時に紙の表面が剥けてしまう現象です。インキの粘着力が紙の表面強度よりも上回った場合に起こりやすくなります。

《のり付け不良》接着面のボンド不足や圧着不足が原因で起こります。