制作のヒント:事例02 欲しい色の箔が無い!そんな時は

制作のヒント
事例02欲しい色の箔がない!そんな時は
マットと光沢のコントラストを箔押しで!でもピッタリな色の箔が無い!

お客様より、箔押しについてご相談を頂きました。現状で『黒ベタにマットPP処理のベース+ツヤ有り黒箔押しのロゴ』という化粧箱をご使用中でしたが、新たなラインナップとして現行品の『オレンジ色バージョン』を制作したいとのことでした。そこで困ったのが「オレンジの箔が無い」という点です。厳密に言うと顔料箔では存在しますがマット系のため、『マットPP処理のベース』に押してもコントラストを得られず、結果ロゴが目立たないだろうことが簡単に予想できました。そこで考えた出されたのが以下の案です。

透明箔で得る、マットと光沢のコントラスト

この製品でご提案させて頂いたのは「透明箔」でした。重要なのは、「オレンジ色のベースと同じ色の箔を押すこと」ではなく、「マットと光沢のコントラストを得ること」ですので、ベースの色に影響を与えず光沢を与える《透明箔》はピッタリだと考えたからです。

コントラスト詳細
目立たないこそ役だった透明箔

デザインイメージや現行品とのバランスを考えても「今回は透明箔がいいだろう」と考えついててから、ちょっとしたサンプルを制作してお客様にご確認頂きました。その結果「これなら大丈夫」とゴーサインを出して頂き、シンプルでオシャレな化粧箱が完成しました。下地によっては目立ちにくく、使用頻度の低い〈透明箔〉ですが、今回のように「求める色や質感が無い」という事例では「透明だからこそ」の大活躍でした。普段あまり使用しない〈透明箔〉をご提案させて頂き、提案の幅が広がったように感じました。

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